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一「そうか!
そうだったんだ!
おそらくあの夜、桜樹先輩は見つけたばかりの七不思議の7番目を暗号にして、俺に読ませようとしたんだ。
そして亡くなる前に印刷して、会報に挟んだ……。」
そら「きっと犯人は、フロッピーを盗んで安心してるんだね会報に紙が挟んであることを知らないから……」
一「あぁ!
とりあえず剣持のおっさんに高畑製薬の事を調べてもらおう!」
美雪「あっ!
待って、はじめちゃん!!
……あっ。」
斗亜「どうしたの?
七瀬さん。」
美雪「ない!!
……はじめちゃんのハンカチがないのよ!」
一「いいよ。
そんなの〜。」
美雪「でも!!
…………はじめちゃんがハンカチ貸してくれたなんて幼稚園の時以来だし…。」
そら「ははっ……(苦笑」
美雪「……多分部室だと思うから、一緒に来て?」
一「……なんで?
あっ!!
ひょっとして怖いの?」
美雪「だって…はじめちゃんの推理によると尾上さんはあそこで……」
斗亜「まぁ…確かに1人じゃ怖いよな……。」
一「たっく!
美雪は胸ばっかり大きくなって、臆病なのは子供ん時と一緒だかんな〜。」
美雪「はじめちゃん!!!!」
そら「ちょっ……
2人とも。」
一「ハンカチなんかほっとけよ!
それより今は高畑製薬だ!
剣持のおっさんに電話電話!!!」
美雪「もういいもん!!
何があっても知りませんからね!!
べぇーー!!」
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作者名:AYANE | 作成日時:2024年3月1日 23時