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斗亜side
金田一が追いかけた先には、立花さんがいた。
なんと立花さんは例の会報を持っていたらしい。
そら達はその会報を見るべく屋上に向かった。
みのり「〜1987年、それは我がミステリー研究会にとって悲しい年になった。
警察が手を尽くしているにも関わらず、失踪した青山千尋の手がかりは何も見つからない。
次の原稿は、彼女が残したものである。
[私、青山ちひろは不動高校旧校舎に纏わる六不思議の謎を解き明かそうと調査してきた]〜」
一「ちょっと待って!
六不思議?
七不思議じゃないのか?」
美雪「ううん、六不思議って書いてある!」
斗亜「〜[調べを進めた私は、ある奇妙な事実を突き止めた。
今、旧校舎がある場所には、昔高畑製薬の研究所が建っていたのだ。その高畑製薬こそが……]〜」
一「ん?
どうした?」
美雪「ここで終わってるの!
青山千尋はここまで書いたところで消息をたった……」
一「なんだって!?
他には何か書いてないのか!?」
美雪「ん〜……あっ!
青山ちひろさんの写真!」
そら「この人が…あれ?
その紙なに?」
一「ん?……この字、桜樹先輩のワープロの字だ。」
カゲ「〜ついに青山ちひろの亡霊が現れた。
彼女は教えてくれた。七不思議の7番目を……。
その言葉は…………。
のち恋い身に暗み生き血の
血の名と血吸い貝に砂〜」
八太郎「なんだこれ。」
そら「暗号ですよ!
桜樹先輩の!!」
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作者名:AYANE | 作成日時:2024年3月1日 23時