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放課後。
部室に残ったそら達と一と美雪お姉ちゃんと佐木くん。
佐木「先輩……」
美雪「はじめちゃん…。
何考えているの?」
一「ないんだ……。
見つからないんだ会報が。」
美雪「会報?……あの会報がないのか?」
一「それとフロッピーもね。
あの時、先輩は亡くなる間際までワープロを打っていたはずだ。
最後に何かをフロッピーに書き残した可能性だってある……。
なのに消えてる2つとも。」
美雪「一ちゃんは真壁さんの推理信じてないのね?」
そら「私も信じてないよ。」
一「あんな大掛かりな犯行をやってのけた犯人がワイヤーなんて安っぽいトリックを使うとは思えないんだ、あんな大きなキズを残すなんて。」
音夢「じゃあ、犯人の罠ってことですか?」
一「あぁ……。
恐らくそうだろう……。
なぜあそこまで七不思議を演出したんだ、なぜ脅迫状まで出して旧校舎の取り壊しを辞めさせようとするんだ……美雪。
そら。
佐木。
犯人の狙いは底知れないほど深い所にあるんだよ。」
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作者名:AYANE | 作成日時:2024年3月1日 23時