#16 ページ18
円堂side
A「……一番…辛かったのが……
エイリア石の実験……」
円堂「エイリア石？」
瞳子「！？」
A「5年前……
富士山近くに墜落した身体能力を強化するエナジーを秘めた結晶状の隕石……。
強大な力を与えるのと同時に……
所有者の心を邪悪に染めてしまう危険性を秘めている。
…個人差こそあるけど……
手にしてしまった者達は、力に心酔して善意や良心を失ってしまう等、実質洗脳のような効果がある……。
私の…首輪の中央にあるものそう…エイリア石よ……。」
円堂「！！？」
そんなヤバイものが！？
Aに！？
A「でも、私は洗脳されていない……。
私は、ずっと拒否を起こしていた。
3年間、ずっと……。
だから……
ずっと、影山は苦戦していたみたい……。
私を使って……
サッカーを悪い方向に進めるために…」
鬼道「さ、サッカーを！？」
影山…！
なんてことを！！
A「エイリア石と私の身体を繋がされる実験……。
私とエイリア石を合体させるために……
私は、3年間ずっとやらされていた……。
禁断の技の実験もさせられて……
身体がボロボロになって…なんとか、抜け出してきた。
どうしても……
アイツのところだけは、戻りたくなかったから…遠くに逃げようとした……。
気づけば、吹雪の中にいた……。」
だから……
Aは、倒れていて……。
A「この首輪…外したいのに……
取れないの。
これじゃあ、首輪にある電撃が…流れる…」
鬼道/瞳子「！？」
電撃？
首輪に？
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作者名：AYANE x他1人 | 作成日時：2024年2月29日 22時
