【AKB0048】74期研究生の恋 (ページ31)

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30話ページ31

凪沙side

ついに公演当日がやって来た。

前座は研究生全員で『主なきその声』を歌い、全員のキララが頭上で光り輝きファンは歓声を上げている。

藍花星で研究生が行った光溢れたライブがファンから”奇跡のライブ”と呼ばれていて、注目が集まり人気が上昇していた。

前座を終えた研究生が舞台袖に退場すると、ステージのライトがすべて消えた。

Aさんのこれまでのレッスンやライブ時の映像が流れるスクリーンのみ明るく光っている。

A「本日は、鈴鬼Aの襲名披露公演、『鬼姫爆誕』お越しいただき誠にありがとうございます。」

Aさんのマイクを通しての声が響き、観客からざわめきが起こる。

龍矢「ごめん。」

佑星「遅れた。」

A「こんなにもたくさんの人がお集まりいただき、私は本当に幸せです。私は、投資家•鈴鬼太陽とAKB0048•9代目あっちゃんの娘です。私は、ずっと金持ちのボンボンの娘として過ごしていました。私は、鈴鬼神社の巫女をしておりました。___バカですよね…。家族がいる前で、こんなこと言いたくありませんが…私は、8人家族の長女としてAKB0048を照らしていこうと思います。それが、鬼姫の実力だと思います！！」