47話 ページ8
ある日のこと。
ナツメとケースケは事務所にアヤメを連れてくる。
どうやら、ショッピングモールでファンの人達に囲まれて困っていたらしいのだ。
アヤメ「突然ごめんなさい。」
少し申しわけなさそうに微笑すると、アキノリは目を輝かせながら、「大歓迎ですッ!」と声を上げる。
アキノリ「アヤメさんは、すでに我が妖怪探偵団の一員ですし!」
そう言うと、アキノリはアヤメにあるものを渡す。
アキノリ「妖怪探偵団の団員証です。」
アキノリは、バッチのようなものをアヤメに渡したのだ。
その一方で、ナツメ達は白い目でアキノリを見つめる。
ケースケ「団員証なんてあったっけ?」
ナツメ「初めて見たんだけど…」
ナツメの言葉に、レオンも首をコクっと縦に振る。
団員証なんていつ作ったのか。
アキノリ「わからないことがあれば、なんでも!この私にッ!!」
アキノリは、自分の腹をポンと叩く。
そこまでしてアピールしたいのかという疑問が、私の頭をよぎる。
ぺこぺこしているアキノリは、放っておいて、アヤメはトウマに目を向ける。
アヤメ「トウマくんとAさんは何をしているの?」
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作者名:AYANE | 作成日時:2024年1月26日 17時