45話 ページ6
A「成程ね…。アイドルグループを作ったのは良かったが、ライバルである“ニャーKB48”っていうアイドルグループに負けて、チームは解散。その時に残ってしまった絶望感が形となり、あんな姿(窯ドウ魔)になって、事件を起こしてたんだね。」
ウィスパー「成程、行方不明だったのは妖怪になってしまったからなんですね。」
ナツメ「だからってこれはやり過ぎじゃない?」
窯元「すみません。はぁ…僕はまた失敗したのか。ごめんよ…あの頃の僕が、上手にプロデュース出来ていれば…。」
花「どうして謝るんですか?」
雪「そうですよ。」
月「私達にとって、窯元さんは“恩人”なのに。」
窯元「えっ?僕を恨んでないの?」
花「確かに、解散してしまったのは残念だったけど。」
月「あの頃の私達は、輝いていたわ。」
雪「ずっと言えなかったけど、やっと言えるわね。」
3人「ありがとう、窯元さん!」
窯元「!!…僕がやった事は、無駄じゃ無かったのか…。良かった…良かったよ…!(泣)お騒がせして申し訳ありませんでした。僕はもう、プロデューサーを引退します。」
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作者名:AYANE | 作成日時:2024年1月26日 17時