67話 ページ28
アキノリ「まぁ俺が思うに、この事件の裏には妖怪が絡んでいるね。」
ナツメ「『イケメンを次々攫(さら)う妖怪』って事?」
アヤメ「それってどんな?」
アキノリ「そうだな…怪奇案件二ストの経験から言わせてもらうと…。」
アヤメ「『怪奇案件二スト』?」
リュウヤ「知らなくていいから。」
アキノリ「映ったイケメンを、鋭い牙(きば)で食べてしまう鏡の妖怪とか…。或いは…イケメンをラーメンに引き摺(ず)り込む、面妖で、面倒な、面食いの、麺類系妖怪とか!」
ケースケ「そ…そんなの居る訳ないし!!」
ウィスパー「ってか今“メン”って何回言いました?」
ジュニア「6回、だぜ。」
A「鏡のやつも入れたら7回。」
トウマ「でも、この案件を追い掛けるとして、どうすれば良いんだろう?」
アキノリ「それが問題なんだよね。皆失踪しちゃってる訳だし。」
ピコン♪
トウマ「うん?新しい書き込みが。」
アキノリ「マジか!………これって…。」
〜外〜
ケースケ「イケメンが消えた瞬間を目撃した人が居たなんて、何かの見間違いじゃないの?」
トウマ「とにかく、話を聞いてみようよ。」
アヤメ「何か解ると良いね。」
ナツメ「うん。」
ケースケ「見間違いじゃなかったら、イタズラの書き込みとか。(汗)」
ナツメ「その割には声が震えてない?)
A「!!」
ナツメ「どうしたの?」
A「いや…何も…。『今一瞬、誰かに見られてたような…。』」
ハルヤ「さすがA。一瞬で俺の気配に気付くなんて。」
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作者名:AYANE | 作成日時:2024年1月26日 17時