天使様は愛されます！【オリオンの刻印】 (ページ28)

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27話ページ28

鬼道「なぜ、Aさん一人！？涼介と慧は！！？」

涼介「だって、僕と慧はサッカー界のトップではあるけど、No.2とNo.3だもん。」

慧「AちゃんがNo.1だもん！！」

全員「えぇぇぇぇ！？」

A「///」

照れるA。

趙「ただし、Aさん。貴方の実力は出しても良いですよ。技は、出しては行けませんよ。」

A「分かりました。」

趙「絶対に(・・・)勝って下さいね～！」

A「……“絶対に”……」

ﾋﾟｰ!!!!!!

目を開けてクラリオを見る。
先程のオーラとはまた違うのにそこにいる全員がわかる。

クラリオ「ほぅ…。では、ゆくぞ…！((ﾀﾞｯ」

クラリオは駆け出し、Aの方は向かう。

A「…((ｽｯ」

Aが動いたと思った矢先、その場から消えた。

全員「！？」

ほんの、ほんの一瞬だった。
消えたと思ったAはクラリオの前にいた。
そして、いとも簡単にボールを奪ったのだった。

クラリオ「！？」

A「……」

Aの顔は何を考えているのかもわからないほど、無表情だ。
そのままゴールに向かってドリブルをする。

クラリオ「くっ…速いっ…！」

イナズマジャパンの18人に勝ったクラリオさえも追いつけない。