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21話 ページ22
タツヤ「あ、もう朝食の時間だね。」
4人から指導してもらって少しだけドリブルが出来るようになった。
配布されたイレブンバンドを見ると、7:30を少し過ぎた所だった。
A「みなさんありがとうございました！私、ボールとコーン片付けますから、先行ってて下さい。」
灰崎「1人じゃ持てねーだろ。」
ヒロト「俺が行く。」
タツヤ「2人でも大変だろ？」
西蔭「金田一さん、私が持ちます。」
A「え、でも。」
西蔭「怪我でもされたら困ります。」
A「こ、このくらいで怪我なんて…！」
西蔭「万が一です。野坂さんの指示でもあるので。私も貴方のアイドル姿を応援しているんですから。」
A「あ…はい…で、でも付いて行きます。」
西蔭「それくらいなら…。」
A「じゃ、じゃあ！みんなで行きません？」
タツヤ「そうだね。」
ヒロト「……。」
灰崎「あぁ。」
ヒロトは2人きりのチャンスを逃し、怒った表情をしていたが、諦めてため息をつきながら頷いた。
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作者名：AYANE | 作成日時：2023年12月9日 22時
