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16話 ページ17
A「ふぅ〜…涼しいなぁ…。」
西蔭と夕食を済ませた後はお風呂に入り飲み物を買いに来たついでに外に出て星空を見ていた。
キャンプ場の目の前にあるベンチに座り、飲み物を一口飲む。
A「…クラリオ…オーヴァン…。」
？「呼んだか。」
A「うえっ！？」
驚きながら後ろを振り返る。
クラリオ「今、クラリオ・オーヴァンと聞こえたが。呼んだか？」
スペイン代表、無敵のジャイアントのキャプテンであるクラリオ・オーヴァンが立っていた。
クラリオ「…大丈夫か？」
A「えっ！あ、はい！」
目の前で百面相を繰り返していたAへクラリオが声をかける。
Aは一度、深呼吸をしてクラリオへの返答を考える。
A「えーとですね。…そういえば、去年雷門中がスペインの方々にすごい点差で負けちゃったんだっけ〜？…なんて思ってて！キャプテンの人凄かったな〜…とか！」
クラリオ「そうか、お褒め頂き感謝する。」
A「…でも、このFFIで優勝するのは私達イナズマジャパンですから。」
《こう言うの言ってみたかったんだよね！》
クラリオ「ふっ、自信だけは確かだな。あなたの実力が楽しみだ。…ならば、あなたがこれからどれほど成長出来るか楽しみにしていよう。」
A「私もここにいる限り、チームの役に立てるように頑張ります。」
クラリオ「いつか、あなたと勝負ができる事を待っていよう。」
A「はい！」
クラリオ「ではまたの機会に。」
A「おやすみなさい！」
クラリオがその場を去る。
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作者名：AYANE | 作成日時：2023年12月9日 22時
