天使様は愛されます！【オリオンの刻印】 (ページ16)

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15話ページ16

A「あぁ…同じMFの方ですよね？」

西蔭「はい。元は野坂さんに頼まれていたのですが、先程監督にも護衛をよろしくと。」

A「え…監督は置いといて…野坂、悠馬さんもどうして…？」

西蔭「会う時までここに居させろとの事でした。」

A「えーと…。」

どうすれば良いのかわからず、うーんと考えているとピロンとスマホが鳴った。画面を見ると監督からだ。
｛西蔭くんに護衛を頼みました｝と書いてある。

A「…じゃあ、護衛…お願いしていいですか？」

西蔭「はい。」

A「ちなみに監督は理由を言っていましたか？」

西蔭「…危なっかしいというのと、出掛け先で何があるかわからないから…とは聞きました。」

A「そ、そうですか。改めまして、金田一Aです。」

西蔭「…名乗ってませんでしたね。西蔭政也です。ポジションはGKですが、わからないことがあったら聞いてください。」

A「GK以外ならどこでもできますけど……」

西蔭「凄いですね。」

A「い、いえ……。じゃあ…そろそろ夕食、行きますか？」

西蔭「そうですね。」

そして2人で部屋を出て、食堂へ向かったのだった。