28話 ページ32
貴方「一本勝負でいいわね?私がシュート決めたら勝ち、あなたたちがシュート決めたら私の負け。」
男子2「へっ、お前なんかに負けねぇよ!」
ゴール前には三人が立ち塞がっていた。
私は一人、リフティングしながらスタート待っていた。まさに、決闘のようだった。
さっきの少年はフィールドの外に出て「お姉ちゃん頑張って」、「おねぇ!頑張れ!!」と小さな声で私を応援していた。
貴方「じゃあ、いくわよ………私のサッカー、なめたら知らないから。」
男子1「は?…速い!?」
男子2「う、嘘だろ!」
Aは一気にゴールまでかけあがり、いつの間にかゴール前だった。
あの男子らの一人はキーパーだったらしく少し震えた声でこい!と吠えていた。
貴方「へっぴり腰…はぁ!」
男子3「なんだt…ぐわぁああああ!!!」
私が放ったシュートは男子をぶっ飛ばし、ゴールに入った。
貴方「あれ?入ったわよ?………じゃあ、約束通りに、ね?」
男子1「くっ…!」
男子2「こん…のぉぉぉぉぉ!」
貴方「!?」
男子は苛立ちが頂点に達したのか、怒りのままボールを幼い少年に向けて蹴った。
このままではケガしてしまうと私は駆け出す。
8人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:AYANE | 作成日時:2022年6月12日 21時