27話 ページ31
貴方side
貴方「私達、虹空4姉弟は、白竜と一緒にサッカーをしていた友達。そして、私は白竜と師弟関係って言ってもおかしくないわ。」
全員「?!」
〜回想〜
8年前。
私は、日本で女優兼モデルをやりながら高校生活を送っていた。
でも、ある日。
日彩、光流、緋織と散歩していると……
双子の兄「?!おねぇ。あれ……」
貴方「あっ……」
日彩が見つけたのは……
河川敷に着いたのはいいが、グラウンドには数人ほどいた。
でも、サッカーしてるわけじゃなく、まだ幼い少年を中学生の男子が囲んで脅していた。
光流「カッコ悪……」
緋織「おねぇ……」
男子1「おら、チビがこんなとこくんな!」
?「ひっ…!」
男子2「へっ、チビッ子はどっかいきな!」
男子3「ぎゃははははは!!」
貴方「…………」
私は、見てられなくなった。
私は、少年に当たらないようにサッカーボールを蹴った。
男子1「のわぁ!」
男子2「だ、誰だ!!」
貴方「あんたら、カッコ悪いわよ。小さい子に寄って集ってさ。」
男子1「んだとぁ!?」
貴方「男の風上にもおけないね。」
私は階段を降り、近づくと少年を庇うように立った。
男子3「女のくせにうっせぇんだよ!」
貴方「はぁ?今、女のくせにって言ったわね?………弱い犬ほどよく吠える。まさにあなたたちよ。」
男子2「こんのぁ!!」
男子はAのお腹にめがけてボールを蹴るが、Aは軽々と蹴り返した。
貴方「…サッカーで勝負しましょうよ。」
男子2「へっ、いいぜ?」
貴方「私が負けたらここから立ち去るわ。でも、私が勝ったら…あんたらが出ていく。いいわね?』
男子3「あぁ!」
男子1「女一人に負けねぇよ!」
少年はぷるぷる震え、Aの服を掴んでいた。
貴方「大丈夫、お姉ちゃんが守ってあげるね?」
白竜「……うんっ。」
貴方「日彩、光流、緋織。この子をお願いね?」
妹「うん!」
双子の兄「任せて。」
双子の弟「コクン」
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作者名:AYANE | 作成日時:2022年6月12日 21時