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05話 ページ6
A「これは……」
そこには、見たこともない電車がたくさんあった。
そして、たくさんの子供達。
A「…………」
私は、ある一点を見つめていた。
ひとつの純白の電車。
A「……じゃあ、輝二くん。拓也くん。どこかで会おうね。」
輝二「えっ？」
私は、そう言った。
私の足は……
勝手に動き、その電車の前に来ていた。
そして……
何の迷いもなく、純白の電車に乗り込んだ。
拓也「A…？あれ、どこ行ったんだ？」
輝二「A……」
電車内
A「ふぅ……。これに乗ったのは、私だけね。」
各車両を見回ってイスに座る。
A『しかし、どこに向かってるの？見たこともない電車の中、私1人……。輝二くんか拓也くんと一緒に来ればよかったわね。』
ｶﾞﾀﾝｯ!!
A「きゃっ！！」
電車は大きく揺れた。
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作者名：AYANE | 作成日時：2023年10月2日 0時
