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72話 ページ33
私は輝二くんを追いかけていた。
A「いた…輝二くんっ！！」
輝二「A！なんでここに！？」
A「輝二くん、どこ行くの？」
輝二「………………」
A「なんで置いて行ったの？」
ボコモン「輝二はん……」
輝二「うるさい！お前らもうついてくるなよ！！」
そう言って輝二は茂みの中へ。
A「待って！」
ボコモン「おうんじゃ！」
私達も輝二くんを追って、茂みの中へ入って行った。
A「輝二くん…どこ？どこにいるの？あのバンダナ…輝二くんっ！」
私は、輝二くんに抱きついた。
輝二「！？」
A「輝二くん……。そんなに、私達のこと頼りない？」
輝二「えっ……」
A「頼ってよ。1人は、さすがに無理だよ！！少しは、信頼してよ…。頼ってよ…。((涙目」
輝二「！！A……」
輝二くんから離れない私。
私は、思わず…涙目になった。
目の前は崖で逃げられない輝二くんは、私を抱きしめた。
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作者名：AYANE | 作成日時：2023年9月25日 20時
