検索窓
今日:10 hit、昨日:1 hit、合計:832 hit

47=水平線上の陰謀 ページ8

蘭「えっ!?ほ、ホントだ。」

ツバサ「凄い痛い……」

「相当、強く殴られたんだね。シップ貼るからね。」

左肩にシップを貼った。

『ッ……((ナデナデ』

左肩を撫でていた。

そして、5時。
ウェルカムパーティーが行われた。
小五郎のとんだ推理ショーに、会場は不穏な空気から一転して笑いの渦に巻き込まれていた。
目暮たちが客たちに背を向けてヒソヒソと話し出す。

「警部、みんなが笑って。いるうちに何か手を打たないと。」

目暮警部「しかしなぁ……」

すると、背後から「心配はいらんよ、目暮警部。」と声をかけられた。
驚いて振り返ると……
丸テーブルのそばに立った阿笠博士が目暮たちをまっすぐに見据えていた。

阿笠「真犯人はわかっておるから。」

「ホントですか、阿笠博士!?」

阿笠博士のそばにいた子ども達も「オー!」、「やった!」と目を輝かせる。

光彦「今度は博士の推理ショーですね!」

会場が注目する中、阿笠博士は「皆さん。」と呼びかけた。

阿笠「クルーズのもともとの意味ご存知かな?海賊行為だそうじゃ。獲物を求めて、クロス状にジグザグ航海することからきたらしい。」

泰然とした態度で話す阿笠博士の背後には、丸テーブルに身を潜めながら蝶ネクタイ型変声機を口元に当てているコナンくんの姿があった。
コナンが蝶ネクタイ型変声機で阿笠博士の声を出し、それに合わせて阿笠博士が口を動かしているのだ。

阿笠((コナン))「そして、この船の中にも海賊がいた。他人の財産ではなく、命を奪う殺人者という名の海賊がな。そう……
その海賊とは……」

阿笠博士は後ろで組んでいた右手を勢いよく前に出して指差した。

阿笠((コナン))「シナリオライターの日下ひろなりさん、アンタじゃ!!」

48=水平線上の陰謀→←46=水平線上の陰謀



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.0/10 (3 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
3人がお気に入り
設定タグ:名探偵コナン , アイドル ,   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:AYANE | 作成日時:2023年8月30日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。