工藤新一の妹は国民的アイドル!・・・part2 (ページ6)

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45=水平線上の陰謀ページ6

コナンside

コナンが言った通り、霊安室に向かう。

元太「船の中にこんなところあるんだな。」

光彦「驚きですね……」

ここから、若干歌声が聞こえた。
岬さんは……
部屋の奥にある扉の鍵を開け、ジュラルミン製の遺体安置ケースの取っ手を引っ張った。

岬「重いぞ！」

全員「え……」

一同が驚く中、岬は緊張した面持ちでケースの留め金を外した。
すると……

蘭、園子「Aちゃん！！ツバサくん！！」

『ッ！！』

ツバサを抱えて起き上がるA。

『ツバサ！起きて！！』

眉が動いた。

ツバサ「んっ……」

岬「早く、診断室に！！」

___診断室___

ツバサ「温かい……！」

Aちゃんとツバサくんは、温かい飲み物を飲んだ。
ベットのまわりには俺、蘭、灰原、子どもたちの他に小五郎や阿笠博士も駆けつけて園子を見守っていた。

「もう心配はない。このまま体を温めて安静にしてれば、じきに動けるようになるでしょう。」

蘭「ありがとうございます。よかったね、Aちゃん！ツバサくん！」

ツバサ「はい。」

『うん。』

ベットの横にたっていたコナンは、元気そうなAを見てホッと息をついた。

コナン((それにしても……))

Aとツバサが、［腕時計型通信機］を持っていたから見つかったものの、あのまま放置されていれば確実に命を失っていた。

岬「誰がこんなイタズラを……」

船医の近くに立っていた岬がつぶやくと、小五郎が険しい表情で振り返った。