41=水平線上の陰謀 ページ2
コナンside
屋上のサンデッキに集まったコナン、歩美、元太、灰原、俺らは壁の時計を見ていた。
時計はもうすぐ10時20分になろうとしている。
光彦「秒読みいくよ!5秒前!」
蘭が腕時計を見ながら開いた右手を上げた。
歩美と元太、光彦も声を揃えてカウントダウンを始める。
全員「4、3、2、1!ゼロー!!」
元太「かくれんぼ、オレ達の勝ち〜!」
歩美「やった〜!!」
園子「負けた。」
3人がガッツポーズで大喜びし、コナンも「ヘヘッ!」と笑うと、灰原は「ハァ……」とため息をついた。
光彦「忍者・蘭さんのおかげですね!」
元太「だな!だな!」
歩美「あ、蘭お姉さんの!」
歩美ちゃんが階段を上ってくる蘭を見つけると、4人は拍手で迎えた。
蘭「やっぱり、私達の勝ちでしょ。」
コナン「蘭姉ちゃん、どこに隠れてたの?」
コナンが尋ねると、蘭さんは「フフッ」と笑った。
蘭「コナンくん、ずっとサッカーボール蹴ってたでしょう。ちゃんと知ってるんだから。」
歩美「蘭お姉さん、まだ気がついてないみたい。」
光彦「おかしいですね。」
元太「前にコナンが言ってたとおり鈍いんじゃねーのか?」
ひそひそと話す子供達の前で、灰原はポケットから探偵バッジを取り出した。
灰原「あの人、まだ探してるのかしら?」
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作者名:AYANE | 作成日時:2023年8月30日 15時