工藤新一の妹は国民的アイドル! (ページ37)

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36=水平線上の陰謀ページ37

蘭｢それじゃあ、ルールなんだけど……｣

『制限時間は３０分。』

ツバサ「隠れていい場所は、１階から７階まで。キャビンと関係者以外立ち入り禁止の場所とトイレ、展望浴室は除く。｣

蘭｢で、どうかな？｣

全員「さんせ～！！」

蘭｢では皆さん、集まってください。｣

一同は輪になり、ジャンケンを始めた。

全員「『最初はグー！ジャンケン、ポン！』」

パーを出した園子とAとツバサは｢『えっ？』｣と目をパチクリさせた。
残りの全員はチョキを出していたのだ。
皆は笑いながらチョキの手を掲げると、園子は｢ま、待って！｣と手を伸ばした

『無理です！無理です！！』

園子「この広い船内で３０分で皆を見つけんの、絶対無理！！｣

ツバサ「無理ですよ！！」

蘭｢うーん……。じゃあ、特別ルールでもう１人鬼作ろっか｣

光彦が｢えっ？｣と蘭を振り返った。

元太｢いいじゃねーか、変わっててよ。｣

歩美｢じゃあ、もう１度ジャンケンだね。｣

園子とAちゃんを抜いてもう１度ジャンケンをした結果……
灰原が鬼になった。

灰原｢よろしくね。｣

園子｢こ、こちらこそ。｣

ツバサ「『よろしくね。』」

小学１年生だとは思えないクールな灰原の態度に、園子は少々戸惑う。
並んで立つ4人の姿に、コナンは「ハハ……」と苦笑いをした。

コナン(異色のコンビだな……))