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29=水平線上の陰謀 ページ30
私達とコナンくん達のテーブルに、ワインやジュースの入ったグラスが置かれると、小五郎が｢では｣と自分のワイングラスを取り上げた。
小五郎｢飲み物も揃ったところで……」
園子｢あ、私にやらせて。｣
小五郎に変わって乾杯の音頭を取る事になった園子は、立ち上がってジュースの入ったグラスを掲げた。
園子｢それでは、今回の楽しいクルーズと……それから、蘭の関東大会での優勝を祝して。｣
蘭｢えっ？｣
驚いている蘭を、子供たちや阿笠博士は｢え！？｣、｢ほぉ〜｣と覗き込む。
園子｢カンパーイ！｣
全員「『カンパーイ！』」
園子に続いて一同はグラスを上げた。
蘭は、目の前に座っている園子に顔を赤くさせながら言った。
蘭｢園子ったら、恥ずかしいよ。/////｣
園子｢エヘヘ！｣
蘭｢でも、ありがとう！｣
ツバサ「『蘭姉ちゃん！おめでとう！！』」
蘭「ありがとう。Aちゃん。」
園子｢で？工藤君から何かお祝いもらった？｣
蘭｢新一？｣
園子｢そうよ！この前の電話で新一なんて言ってたの？｣
蘭｢この前の電話のときは……《そうか、よかったな》って……｣
園子｢え？それだけ？｣
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作者名：AYANE | 作成日時：2023年8月30日 10時
