青い吹雪の推理姫は華麗に舞う!! (ページ38)

今日:6 hit、昨日:29 hit、合計:642 hit

37 ページ38

『三毛猫刑事。待ってください。その人は、犯人じゃありませんよ。』

三毛猫「！有栖川ちい！！？」

玉本「知り合いですか？」

三毛猫「あぁ。どう言うことだ？犯人じゃないって。」

『私、ついさっき、霖くんのお母さんが飲んだシャンパンの匂い嗅ぎました。毒は、シャンパンの中じゃない。グラスに塗ってあるよ。』

三毛猫「何ｯ！？」

『もし、シャンパンの中に毒があったら……
大人の皆さんは、霖くんのお母さんみたいになりますよ。』

太陽「確かにそれは、そうだな。」

そろぉ…

ザワザワ

三毛門「どこに行かれるんですか？副社長さん。」

ビクッ

福間「ちょっとトイレに…」

玉本「しばらく動かないでくださいと言ったハズですよ。」

福間「それなら刑事さんのうち誰かがついてきてくださいよ、どうにもガマンできん。」

三毛猫「しょうがないな…それならお前ついていってやれ。」

玉本「はい。」

『その人、連れて行かない方が身のためだよ。』

三毛猫「はあん？」