円堂守の妹は…… 《No.4》 (ページ2)

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グラン、ウルビダ「ｯｯ…うわあああああああああっ！！！！」

試合が終わった。
ジェネシスに勝った！！

A「お兄ちゃん！！おめでとう！」

ネオン「エイリア学園を倒したよ！！」

円堂「あぁ！！」

ウルビダ「ｯ…勝ちたかった……。お父様の…お父様のためにｯ！！」

グラン「……円堂くん。」

円堂「ヒロト…」

何を言い出すのかハラハラしていると、ヒロトは、ﾌｯと笑顔を作った。

グラン「…仲間って、凄いんだね。」

円堂「そうさ！！ヒロトにも、それがわかってもらえて嬉しいよ！」

円堂が手を差し出す。
勿論ヒロトは、笑顔でその手を握った。
すると、ヒロトはAをみた。

グラン「……Aちゃん。思い出してくれたんだね。僕のこと……」

A「コクン……。」

円堂「A？どういうことだ？」

A「私が4歳の時……
お母さんにおつかいを頼まれて、お兄ちゃんと一緒に行ったこと覚えてる？」

円堂「えっ……。あぁ！迷子になった時か？」

A「その時……
泣いていた私に…お兄ちゃんを探すのを手伝ってくれたお兄ちゃん…………グランが、ひーくんなの！」

円堂「えっ……。あ、あの時の！！？」