【暗殺教室】E組に来た保健の教師は… (ページ9)

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7話ページ9

霖side

霖「これで全部終わったね。」

問題集を解き終わる2人に僕は、優しく言葉を放つ。

矢田「あの！ホントにありがとございました！！」

倉橋「先生のお陰で早く終わったよ！」

一生懸命お礼を言う二人を見て、クスッと笑う。

霖「僕は、教師として当たり前の事をしただけだよ？それに、矢田さんも倉橋さんも一生懸命で、すごく飲み込みも早かったしね。」

僕が、そんな事を言っていると……
2人は不思議そうに首を傾げている。

霖「どうかしましたか？」

矢田「いえ……。あの、私達…名前まだ言ってないのに、何で知ってるのかなって思って。」

霖「ああ。お父さんがクラスみんなの顔写真や名前が入ったファイルを渡して、顔と名前、全員覚えたの。」

倉橋「そうなんだぁ！！」

霖「これから、僕も帰るんだけど。家まで送るよ。」

矢田「えっ！？」

倉橋「で、でも。」

霖「大丈夫。変装するから。」

そう言う。