俺のお姉ちゃんはカッコいいフライトドクター (ページ4)

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3話ページ4

白石side

四度目の火災で熱傷した患者を、迎えに行くと心臓マッサージをしている。
緋山先生がいた。
藤川先生は、びしょ濡れの緋山先生をみて、「緋山！」と叫んだ。
どうやら火災があったのは緋山先生のマンションだったらしい。

緋山「心肺停止したけど、今戻った。」

藤川「火災って、お前ん家だったんだな。」

緋山「上の階、消防の水浴びて起きた。」

私達はストレッチャーを押して、初療室まで向かった。
初療室で処置をしていると……
またホットラインが入って来た。
もう五度目だ。
ちょうど初療室に入って来た。
橘先生が電話に出た。

【茂原市南消防署よりドクターヘリ要請です。胸痛を訴えた女性がレベルダウンだそうです。】

橘「平砂浦総合病院のドクターヘリは？」

【別のミッションで出動中とのことです】

橘「わかりました。すぐに向かわせます。」

三井先生と冴島さんが、ヘリで向かった。

橘「…白石。」

白石「はい」

橘「乱と澪に電話頼む…人手が足りなり。」

白石「わかりました。」

私は橘先生に言われた通り……
乱と澪に連絡をした。
事情を説明したら、すぐに来ることになった。