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14話 ページ15
私はすぐに、次郎に駆け寄って、レベルの確認をする。
A「…救助までどれだけかかりますか？」
救急隊員「…30分ほどですね！」
30分…。
駄目だ、もたない。
スマホを取り…スピーカーにしながら連絡した。
藍沢《藍沢だ…》
A「藍沢！！」
藍沢《A？どうした。》
A「お願い！助けてほしい人がいるの！！山車に挟まれた少年、意識ない。脳ヘルニア起こしているかもしれない。藍沢先生、来て！！私の弟なの！」
藍沢【わかった。すぐ行く。】
そう言って藍沢は、電話を切った。
A「…良かった。」
次郎…もう少しだから待ってて。
私は藍沢先生が来るまで、できる限りのことをしよう。
A「絶対に助けるから…」
もう…大切な人を無くすのは嫌だ。
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作者名：AYANE | 作成日時：2023年7月27日 10時
