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13話 ページ14
Aside
救急隊員の人に誘導されて、少年が挟まれているという民家にやってきた。
あれほど「ついてくるな」と言ったのに……
この子達は……
『次郎かもしれない』。
ちゃんとこの目で見て確かめたいと……
言うことを聞かなかった。
救急隊員「ここです。」
A「私が中を見てくるから、みんなはここにいて。危ないからできるだけ、民家から離れて。」
ｶﾞｼｯ!!
私は、鬼道くんの肩を掴んだ。
A「お願いだから、言うことを聞いて！」
鬼道「…はい。」
私は、救急隊員の人と一緒に中に入る。
中はとても酷い状況だった……。
「山車が民家に突っ込んだ」とは聞いていたけど、ここまで酷いなんて。
ボクは「少年が挟まれているという」とこまで進む。
救急隊員「彼です！」
A「…………！」
山車に挟まれていたのは……
頭から血を流し意識を失った弟がいた。
A「……次…郎……。」
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作者名：AYANE | 作成日時：2023年7月27日 10時
