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32話 ページ34
宿舎の地下にこんなところがあったなんて。
水川さんがパネルを操作すると、途端に辺りの景色が変わった。周りには草原が広がっている。
…どういうこと?
黒岩「松風。ここまで走ってこい。」
天馬「……はい!」
監督の指示で天馬が走り出す……。
が、その距離は一向に縮まっておらず、むしろその周りだけがくり抜かれて動いているように見えた。
天馬「監督…っ!距離が縮まりません!!」
葵「て、天馬?」
貴方「ホログラム!!」
……ホログラム?
Aくんが、そう言った。
黒岩「そうだ。ここは、ただの映像ではない。お前たちの脳に信号を送ることで本物と同じ感覚が再現されている。」
貴方「つまり、どれだけ天馬が監督のところに走っても、距離が縮まらないってわけ。良いトレーニングになるね。」
また、景色が変わった。
野咲「今度は…街!?」
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作者名:AYANE | 作成日時:2023年7月2日 15時