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44話 ページ15
その後、俺達は牢屋に閉じ込められた。
部屋の真ん中ではイリーナ先生が皆の手を拘束し、首輪を嵌めている。
死神「この牢屋はさっきと違って、脱出不可能だ。練習台はもう結構。あとはもう人質でいればいいよ。」
"死神"は格子の向こう側でそんなことを言う。
牢の中では手枷や首輪を嵌める音が響く。
倉橋「……はーあ。ビッチ先生に裏切られて悲しい〜！」
イリーナ「フン。」
倉橋の言葉にイリーナ先生はスルーし、淡々と皆を拘束していく。
だが…2人だけ手枷や首輪をされていない人がいる。
のどか/真「…………」
のどかちゃんと真くん達だ。
2人だけ、牢の外にいた。
壁に背中をつけて、目を閉じて、腕を組んでいた。
渚「…………」
茅野「渚……」
渚「……ごめん。僕の力不足だ。」
茅野が渚を心配していた。
赤羽「どんな方法で、殺せんせーをやるのか知らないけども。そう計画通りに行くのかね？それに、なんで、2人だけ中に入れないの？」
死神「例え情報不足でも結果を出す。それが、世界一の殺し屋だよ。それに、2人は、こんな牢に入れられないからね。」
茅野「えっ？」
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作者名：AYANE | 作成日時：2023年6月9日 22時
