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40話-学園七不思議殺人事件- ページ41
一「そのトリックの種は、これさ……」
全員「かっ、鏡……」
貴方「確かに新校舎から見ると、正面は生物室になり物理室は全く見えません。でも、途中の廊下に鏡を置くとどうなりますか?」
縄を外しながら言った。
佐木「あっ!!」
秀吉「なるほどじゃな……」
翔子「生物室で起こったことのように見える……」
一「そう……。鏡に写った物理室の光景はあたかも突き当たりの生物室で起こった事のように見えるんだ。」
金田一の推理により周りの人達は騒然としていた。
一「事件の夜、犯人は廊下に鏡を設置し生物室では無くこの部屋に儀式のセッティングをした。俺たちが目撃し、開かずの生物室へと走り出した時、犯人は急いで鏡を片付け行き過ぎるのを待った。後は何食わぬ顔で、俺たちの後ろから出てきたんだ。そして皆が帰った後、壊れた扉から堂々と入り死体を吊り上げさらに窓の鍵や煙突の穴にキズをつけた。あたかもワイヤーを使ったトリックで窓から逃げたと見せかけるようにね。」
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作者名:AYANE | 作成日時:2023年5月24日 19時