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33話-学園七不思議殺人事件- ページ34
一side
剣持と電話を終えた。
俺は、美雪と秀吉を待っていた。
一「誰かに似てる様な……。おっせーな。美雪と秀吉。」
貴方「うん。」
その時美雪は……
美雪「……一ちゃん……。たすけて……」
その背後には放課後の魔術師の姿が……。
一方、秀吉は……
秀吉「ん〜〜〜〜〜〜！！！『助けてじゃ！！！』」
ガムテープで口と手足を貼られて、カーペットでグルグル巻きにされていた。
俺達は、部室に向かって美雪と黒木を探した。
一「美雪？秀吉？」
雄二「どこいっちゃったんだ？あいつら？」
貴方「…………ん？これは……」
優子「そ、それ！？秀吉の携帯！！」
床に転がっていた携帯を見つけ拾おうとすると、近くに赤い液体が……
一「まさか……」
その時後ろから……
佐木「…先輩？どうしたんですか？…それに血ですか？」
一「佐木！七不思議の3番目と4番目ってなんだ！」
佐木「えっ？」
一「1つ目が開かずの生物室、2つ目が手首の這う印刷室、3つ目と４つ目はなんだ！！」
竜二「確か、3つ目は血を吸う井戸。４つ目は……」
その時……
ーﾄﾞﾝｶﾞﾗｶﾞｯｼｬｰﾝ!!
全員「っ！？」
美波「何！？今の音！」
貴方「階段の方！！」
全員、そこに向かった。
そこには、階段の下で倒れているカーペットがぐるぐるに巻かれていた。
その姿は、七不思議４つ目の「魔の十三階段」……
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作者名：AYANE | 作成日時：2023年5月24日 19時
