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【18話】 ページ19
襲名メンバーは、『Bigger』を踊っていた。センターがアズサ君だった。
♪︎昨日までの経験とは 知識なんか荷物なだけ
♪︎風はいつも通り過ぎて 後に何も残されないよ
♪︎新しい道を探せ 他人の地図を広げるなよ
友歌「凄い〜。カッコいい〜。」
凪沙「うん。」
優子「何度言ったら、分かるんだよ！」
才加「分かっているって！そっちが音ずれしてんだろ！？」
凪沙「え？え？え？」
友歌「喧嘩？」
貴方「落ち着いてよ。セレクション生が見ているんだよ。」
襲名メンバー「え！？」
凪沙、友歌「！？」
ば、バレるの！？
ｶﾞｼｬﾝ!!
凪沙「ごめんなさい！」
友歌「練習を勝手に見ていて！！」
ともちん「Aくん。いつから、気づいていたの？」
貴方「僕達が練習をしている時から。セレクション生から見たら、喧嘩をしていると見えるんだよ。そうだよね？」
友歌「は、はい！」
凪沙「喧嘩は、よくないと思って！！」
襲名メンバー「アハハハ！！」
たかみな「喧嘩かぁ？」
優子「ごめんごめん！驚かせたね。でもいつもこんななんだ。」
凪沙「えっ？」
友歌「いつも？」
たかみな「そう！お互いに意見を言い合ってダメなところを指摘し合って、それでもって最高のステージを目指す！それでも、ドンズ待った時は……」
襲名メンバー「開き直って〜♪︎開き直って〜♪︎どうにかなるさ〜〜♪︎」
貴方「さっ、もう寝ないと。明日も特訓だよ。」
凪沙、友歌「は、はい。」
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作者名：AYANE | 作成日時：2023年5月18日 17時
