86話 金田一少年の決死行 ページ37
龍「ただ……
普通の人間として生きたかった。
日の当たる場所で友だちや……
愛する人のそばで……」
剣持「狩谷純。君を逮捕する。」
龍「…はい。」
畠山「行こうか。」
貴方「待ってください。」
えっ?
Aちゃんは、畠山さんから龍くんを引き離した。
貴方「龍くんをどこに連れて行くんですか?畠山さん。いいえ……
高遠遙一さん。」
畠山「なにを言ってるんだ?」
一「あんた俺を追ってる最中に、畠山さんと入れ替わったろ?」
えっ?
一「あんたは俺に向かって、2回銃を構えた。けど、1回目と2回目で銃の照準を、見る効き目が変わってたよ。人間の効き目って、そう簡単に変わるもんじゃない。あんたにしてはしょぼいミスだな。」
畠山「フッ……
私としたことが。」
KZメンバー「!?」
あ、あれが、高遠遥一。
高遠「君みたいな子がいるとは計算外だったよ。Aちゃん。」
貴方「…………」
高遠「彼に電話でこう言われましてね。((龍「この街の片隅で当たり前に友だちをつくって、大切な人のそばで、ごく普通の人間として生きていきたい。」))12年も暗闇の中で復讐心を育んできたというのに、日の光を浴びれば、平凡な人間に戻ってしまう。まるで、糸が切れた操り人形みたいに。残念だ。まったく君たちには困ったよ。まあ今回はそこのお嬢ちゃんが解決しちゃったけど。俺が半年をかけて積み上げた、最高の芸術犯罪をいとも簡単に破壊した。でもね……
僕にも譲れないルールがある。糸が切れた操り人形にもう未来はない。」
すると、高遠は、ドリルの刃物をAちゃんに向けて投げた。
彩「危ない!!」
すると、一さんがAを抱きいて、避けた。
Aちゃんは、怪我をしなかったけど……
一「痛っ!」
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作者名:AYANE | 作成日時:2023年4月4日 18時