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No.42 ページ43
結局ご飯食べ終わった後……
俺っちと鯰尾、骨喰、3人で朝餉を持って大将の部屋に行った。
ﾄﾝﾄﾝ!!
鯰尾「主。朝ご飯、持ってきましたよー？」
数秒待っても返事はこなかった。
部屋に居ないのか？
鯰尾「あれ、反応無いよ？」
骨喰「部屋に居ないのかもしれない。」
とりあえずもう1回呼ぼうとしたその時、後ろから名前を呼ばれた。
こんのすけ「薬研様、鯰尾様、骨喰様。」
大将といるはずの、こんのすけがそこにいた。
もう話は済んだのか？
薬研「こんのすけ。ちょうどいい、大将部屋にいるのか？」
こんのすけ「主様の事なんですが、今は寝ておられます。」
……寝てる？
大将が、二度寝をすることは今まで一度もなかった。
骨喰「どこか具合悪いのか？」
鯰尾「それなら早く薬研に見てもらわないとっ！」
こんのすけ「いえ、そういう訳ではありませんが……
とりあえず広間に向かいましょう。皆様にお話しなければいけない事があります。」
妙に真剣な顔をするこんのすけを見て、胸騒ぎがした。
薬研「それはいいが、大将を一人にして大丈夫なのか？」
こんのすけ「はい。暫くは覚めないと思いますので。主…寝不足で。」
ね、寝不足？
薬研「……わかった、行こう。」
今すぐにでも大将の部屋に入りたい衝動を抑え、広間に戻った。
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作者名：AYANE | 作成日時：2023年4月1日 14時
