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No.25 ページ26
加州「小夜左文字ね、俺は加州清光、ここの初期刀。宜しく。」
薬研「俺っち薬研藤四郎だ、よろしく頼むぜ。ちなみに初鍛刀は、小夜助だ。」
突然のあだ名に戸惑いながらも、ｺｸｺｸｯ頷いた。
自分が初鍛刀なら、目の前の薬研はドロップなのかとの考えに至った。
再び目の前の主に視線を合わせるが、間違いなく自分より小さい。
この時代ではこんな幼い子も戦場に駆り出されるのか、と複雑な心境だった。
加州「じゃあ次やろっか。短刀もう2振りくらいやろう。主、やってみる？」
貴方「……えぇ……」
先程の説明を思い出しながら、加州達に見守られながら資材設定をいじる。
時間を省くため手伝い札も使った。
薬研「お、こりゃあうちの兄弟だな。」
小夜「2振りとも？」
薬研「粟田口は兄弟が多いからな。短刀の八割くらいは粟田口だぜ。」
『いや多すぎるだろ。』と思わず口に出そうだった加州。
出来上がった刀を私に差し出し、顕現してもらう。
乱「乱藤四郎だよ。……ねぇ、ボクと乱れたいの？」
前田「前田藤四郎と申します。末永くお仕えします。」
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作者名：AYANE | 作成日時：2023年3月31日 16時
