検索窓
今日:5 hit、昨日:30 hit、合計:2,425 hit

No.11 ページ12

こんのすけ「はい、できましたね。よく頑張りました。」

手入れには霊力を使う、霊力を使うには体力も消耗する。
初めての手入れに主様は、相当疲れた……。
汗もかいていた。
でも、そのまま休む訳には行かない。

貴方「こんちゃん、お布団ある?」

こんのすけ「布団ですか…?それなら隣の部屋の押し入れに入っていると思いますが?」

手入れ道具を片付け、加州の刀も丁寧にしまい彼の横に置き(こんのすけはハラハラしながら見ていた)、駆け足で隣の部屋に向かった。
こんのすけはハテナを浮かべながらも、彼女の帰りをその場で待っていた。


こんのすけ「…おや、これは?」

ふと気付いたのが、加州の腰に差してある短刀。
出陣先で拾ったのだろう。
これは今顕現させるべきなのか、いや主様にもう少し休ませてあげた方が……
そんなふうに悩んでいると、ズルズルと何かが床に擦れる音が聞こえた。
ふと入口の方を見ると……

こんのすけ「あ、主様…!?」

もはや彼女の姿を見えない。
大きな掛け布団が自ら手入れ部屋に入ってきたように見えた。

こんのすけ「主様、少しお休みしましょう?加州様はまだ起きられる気配がないようですので。」

貴方「ううん、大丈夫……。これ…私が持っている能力で…慣れてるから……」

No.12→←No.10



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
設定タグ:刀剣乱舞 , 金田一少年の事件簿 , 愛され   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:AYANE | 作成日時:2023年3月31日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。