【デジモンフロンティア×金田一少年の事件簿】女神のスピリットを持つ少女は金田一一の妹！？ part２ (ページ44)

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第９３話-香港九龍財宝殺人事件- ページ44

リー・バイロン「着いたぞ。」

船は大澳に到着した。
川の上に家がたくさん建っている。

警官「あっちだ！！」

到着するなり、警官が何かを見つけたらしく、指を指して走っていった。

貴方「……？」

佐木、泉「あのストール、アイビーさんの！？」

リー・バイロン「……追え！！」

リー刑事の言葉に一斉に走りだした。
リー刑事たちは橋の上で足止めをされたみたいだ。
それを見ていた一さんは……

一「A、佐木、拓也達！こっちだ！！」

近くの船に飛び込み、指示をする一さん。
暫く船をすすめると、ようやく橋の上でストールの女を見つける。

貴方「あっち！あっち！！」

あたりを見渡してみるが、女を見失ってしまった。
陸にいるリー刑事たちも見失ってしまったようだ。

佐木「……先輩！」

何かを見つけた佐木さんは、木の棒を船から取り上げて川に浮かんでいたらしい何かを拾い上げた。

佐木「先輩、これ……」

輝一「これって……」

佐木さんが拾い上げたのはアイビーさんのストール。

一「上流は……
あっちだ。」

佐木さんが、指差した方を見たAはパソコンを取り出して、先ほど合成した画像を見る。

佐木「龍の逆鱗がある方向ですよ！」

貴方「じゃあ、美雪お姉ちゃんもそこに……」

一「…………」

船の人に指示をして上流をずっと登る。
暫くしてからまた佐木さんが声をあげた。

輝二「今度は何？」

佐木「あれ！あった！看板！」

貴方「え？……あっ！」

友樹「あった～！！」

佐木さんが見つけたのは美雪さんが、電話で言っていたらしいピンクのイルカの看板。
その看板を見た一さんは辺りを見渡し始めた。

一「あの家だ……」