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21話 ページ22
夢主side
〜千葉家〜
貴方「……お兄ちゃん。遅い……。」
部活は、E組だから停止中だし……。
寄り道なら、僕に連絡入れるし……。
貴方「……やっぱり、心配だ。」
お風呂は、特に入っている。
帽子を被って、家を出ると……
ﾁｬﾘﾝ……
貴方「えっ？」
下を見てみたら……
貴方「これって……」
そこには、見覚えがあったストラップだった。
〜回想〜
僕が、ダンスとアクロバットの世界大会に優勝する前の事……
貴方「ハァー…ハァー…スーーーー……」
千葉「次、Aの番だ。」
貴方「……お兄ちゃん。」
千葉「？」
貴方「これ……」
僕がお兄ちゃんにあげたのは……
僕が初めて、お兄ちゃんの目の色で作った名前入りのストラップだった。
千葉「えっ？」
貴方「……前から、渡そうと思っていたの。僕は、お兄ちゃんとは真逆だから……。僕達が"兄弟"って言う印。」
千葉「……僕の目の色と同じ……」
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作者名：AYANE | 作成日時：2023年2月8日 21時
