【イナイレ】小学生の舞台アイドル ─4─ (ページ6)

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─98話─ ページ6

円堂「お前ら……」

宍戸「俺達は、誰にも負けない力を手に入れたんです。」

松野「エイリア石の力がこんなに素晴らしいなんて思わなかったよ。」

半田「いつまでも走り続けられる。どんなボールだって裁くことができる。」

少林寺「全身に溢れる力を見せてあげますよ！！」

影野「俺は、もう影じゃない。ついに、存在感を示すことが来たんだ。」

円堂「お前ら、どうしちゃったんだよ……」

燐「……まさか…Aもお前達の手の内にあるのか！？」

全員「！！」

燐がそう言った。

剣崎「おや…察しがいいですね。そうです。彼女は…我等が。そちらに。」

剣崎が手で指し示した方向には……
部下3人の姿がある。
部下の1人が怪しげに口元を歪め、大きな物体に掛けられていた黒い布を剥いだ。

全員「……！！！？」

南雲「嘘、だろ……」

歩「あんな…あんな、姿で。」

Aは持ち運び型の円柱水槽に移動させられ、ホルマリン漬けと同じようにされていた。
彼女の口に取り付けられたいくつものチューブが繋がった酸素マスク……
硬く閉じ、開かない瞳…ちょっと半開きな口…小さく折り畳み、身動ぎもしない身体…液体の中で揺らめく髪。
全てに、驚きだった。