【イナイレ】小学生の舞台アイドル ─4─ (ページ16)

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─108話─ ページ16

風丸『円堂…何故諦めない？…何故…』

───円堂「まだ…終わってねえぞ…！！」───

風丸「！『…それが、円堂……』」

円堂「風丸……。お前、どうしてエイリア石なんかに！」

風丸「！……俺は、強くなりたかった。お前のように！！」

円堂「！！！」

貴方「ｯ……」

円堂『俺が、風丸を追い詰めていたんだ……エイリア学園と戦うことに必死になって、強くならなきゃいけないって…！それが風丸をエイリア石の力に頼らせてたんだ。』

風丸さんの足元に自らボールを投げ渡した。

貴方、風丸「…！！」

円堂「来い！お前の全てを受け止める…！！」

風丸「ッ！！！」

風丸さんは、渾身の力でノーマルシュートを放った。

円堂「”ゴッド・ハンド”！！！」

風丸「何…ッ！？」

立向井「”ゴッド・ハンド”！？」

貴方「……全ての、始まりの技……」

風丸さんのノーマルシュートを止め、もう一度風丸さんの元へとボールを投げた。

円堂「風丸…思い出してくれ…！！」

風丸「ッッ黙れ！！！！」

続いて繰り出されたのは、”トリプルブースト”。
そしてまた円堂さんは、”ゴッド・ハンド”で対抗した。
それは先程よりも眩い輝きを宿し、シュートの威力を抑え込もうとしている。

円堂「思い出してくれ…みんな…！！俺達の、サッカーを…思い出せぇぇええ！！！！」

何とかそのシュートを受け止め切るも、身体にきたシュートの反動で円堂さんは倒れてしまった。