38-香港九龍財宝殺人事件- ページ39
リー・バイロン「着いたぞ。」
船は大澳に到着した。
川の上に家がたくさん建っている。
警官「あっちだ！！」
到着するなり、警官が何かを見つけたらしく、指を指して走っていった。
貴方「……？」
佐木、グリーン「あのストール、アイビーさんの！？」
リー・バイロン「……追え！！」
リー刑事の言葉に一斉に走りだした。
リー刑事たちは橋の上で足止めをされたみたいだ。
それを見ていた一さんは……
一「A、佐木、烈達！こっちだ！！」
近くの船に飛び込み、指示をするはじめくん。
暫く船をすすめると、ようやく橋の上でストールの女を見つける。
貴方「あっち！あっち！！」
あたりを見渡してみるが、女を見失ってしまった。
陸にいるリー刑事たちも見失ってしまったようだ。
佐木「……先輩！」
何かを見つけた佐木さんは、木の棒を船から取り上げて川に浮かんでいたらしい何かを拾い上げた。
佐木「先輩、これ……」
ピンク「これって……」
佐木さんが拾い上げたのはアイビーさんのストール。
一「上流は……
あっちだ。」
佐木さんが、指差した方を見た竜二は携帯を取り出して、先ほど合成した画像を見る。
佐木「龍の逆鱗がある方向ですよ。」
貴方「じゃあ、美雪お姉ちゃんもそこに……」
一「…………」
船の人に指示をして上流をずっと登る。
暫くしてからまた竜二が声をあげた。
貴方「今度は何？」
佐木「あれ！あった！看板！」
貴方「え？……あっ！」
イエロー「あっただもの〜！！」
竜二が見つけたのは美雪ちゃんが電話で言っていたらしいピンクのイルカの看板。
その看板を見たはじめくんは辺りを見渡し始めた。
一「あの家だ……」
39-香港九龍財宝殺人事件-→←37-香港九龍財宝殺人事件-
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：AYANE | 作成日時：2023年1月3日 21時
