17-香港九龍財宝殺人事件- ページ18
佐木｢ホントだ。なんか龍みたいな。｣
ラン｢お母さんが彫ったんです。九龍の宝のありかを示してるんですって。｣
佐木｢宝ってもしかして伝説の九龍財宝！｣
一｢ちょっと待って。え、てことは？
そのタトゥーを狙って、え？美雪を君だと勘違いした誰かが？｣
ラン｢香港のグラビアの雑誌撮った時、タトゥーがちょっとだけうつっちゃぅたことがあって。何度か｢ヤン・ランか。｣っていう、迷惑電話みたいのがあって、
それから、直ぐにガーリーモードを香港でもやるって話がきて。｣
貴方「それでドタキャンを？」
ラン｢……母にも同じタトゥーがあったんです。そのせいで○殺したんです。｣
一｢○殺！？｣
きらデコ6全員「！？」
ラン｢えぇ。母は九龍の宝を狙う人達に、追われてました。最後は、私の目の前でガソリンを被って……
私が6歳の時でした。そのあとは、日本の親戚に引き取られたんです。香港で母みたいに狙われたらどうしよう。でも、私にそっくりの美雪って人が代役になったって聞いて、急に心配になって、こっそり来ちゃいました。｣
一｢あのさぁ、一つだけ頼みがあるんだけど……
できれば、しばらく、美雪のフリして一緒に会場にいてくんないかな？｣
佐木｢えぇ？｣
ラン｢はい。私もそうしたらどうかと思ってました。｣
佐木｢えぇ？｣
一｢いいか佐木？
美雪をランさんだと思って攫ったやつは、間違いなくショーの関係者にいる。｣
貴方「誘拐したはずのランさんを見たら、動揺するはずもしかしたらランさんに、なにか仕掛けてくるかもしれないよね？」
佐木｢なるほど。｣
はじめ｢そこをおさえる。お前はそのカメラで怪しい動きを、バッチリ撮ってくれ！名ずけて【本物が偽物大作戦！】｣
佐木｢ちょ ちょっと、待ってくださいよ！｣
貴方「ま、待ってよ！！置いてかないでよ〜〜〜！！！」
レッド、ブルー、グリーン、イエロー『か、可愛い……』←
僕達もすぐさま、追いかけた。
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作者名：AYANE | 作成日時：2023年1月3日 21時
