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〔5〕-隊長side- ページ7
隊長「舞桜、清羅！お茶を出して。」
舞桜、清羅「はーい！」
仕事部屋の端っこの広い会議室の机に座らせ紅茶を出した。
もてなすのは基本のうちだろう。
ヒロ「ありがとうございます。」
舞桜「いいえ。ボス、Aを連れてきましょうか？」
隊長「あぁ。頼む。」
清羅「Aちゃん〜！」
清羅がそう呼ぶと……
貴方「はーい。」
すぐに来た。
隊長「ここに座れ。」
私がそう言うと、素直に座った。
足を組んで。
拓也「それで、内容は理解してくれたか？」
貴方「えぇ。じゃなきゃ、ここにいませんよ。」
そう言う。
相変わらずのはっきり言う子ね…。
拓也「君は、初代アルテミス優勝だろう。」
バン「アルテミスの優勝者！？」
茶色っぽい髪をした少年が叫ぶ。
山野博士の息子だそうだ。
まぁ、全員同じ反応をしたが……
ジン「どこかで見たことがあると思えば……
アルテミス初代優勝者の相雪Aか…。」
貴方「さすが、【秒殺の皇帝】と異名を持つ海道ジンだね。3回目のアルテミスに出ていて、ファイナリストにも出ている。去年、イノベーター事件を企んだ海道義光の孫。海道財閥の孫。」
ジン「！！」
そう言うと、図星のように驚いていた。
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作者名：AYANE | 作成日時：2022年11月24日 10時
