〔16話〕 ページ17
夕方、カフェテリア
拓也「無事でよかった。お前達が連れ出されたのを見た時は冷や汗をかいたがな。」
バン「すみません。任務を失敗した上に、見つかってしまって……」
拓也「政府に介入されたんだ。仕方がない。」
バン「でも、オメガダインを封鎖ってどういう事でしょう?」
貴方「きっと、私達ね。」
バン「え?」
そういうと、バンくんは私の方を向いた。
貴方「いきなり過ぎるもの、封鎖するなんて!私達が探りに来たとわかったから、探り当てられる前に蓋をした。そんな所だと思う。まさかとは思うけど、あの報告書が嘘だとわかっている上で、政府も黙認している?だとしても、なんのメリットが?」
バン「……Aちゃんってさ……
もしかして怖いもの知らず?」
貴方「えっ?どうして?」
バン「さっきだって、なんか脅してるみたいに聞いてたし……
どうなのかなって。」
ジン「僕もヒヤッとした。何もされなくて良かったが……。」
貴方「……嫌いだけ。」
ユウヤ「嫌い?」
貴方「ずるい人間が嫌いなの。今回の事だって……
認めず、隠そうとするずるい人間が!そして……
大切なものを奪おうとする人間も大嫌い!!」
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作者名:AYANE | 作成日時:2022年11月21日 12時