【ダンボール戦機W】吸血鬼アイドルと灰原ユウヤ (ページ16)

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〔15話〕ページ16

バトルスタート

キリト「ほう…リュウビね？そっちは見た事ないな……。ハンドメイドか？」

言いながら、口元には笑みを浮かべているキリト。
飛び掛かって来たジョーカーの攻撃を、リュウビの盾が受け止める。
避けるか、盾で受け流すのを続けるが、弾き飛ばされて岩に激突する。

貴方『なんて威力……
一撃が重いんだわ。』

ユウヤ「強い……！」

キリト「このぐらいで、ビビるような灰原ユウヤじゃないよね？」

リュウビも攻撃するが、簡単に避けられる。

キリト「もっとやる気で来いよ！」

ユウヤ『こちらの動きを読んでいる……』

貴方「…………」

ユウヤ「それなら！」

瞬時に懐に入り込み、攻撃する。
後退したジョーカーに一撃を入れようと、剣を振り上げる。
だが、振り下ろしたそこには、ジョーカーの姿はなかった。

ユウヤ「何ッ！？」

キリト「残念でした！」

貴方「ユウヤくん！」

背後からの攻撃が当たる前に、リュウビを押し出す。
リュウビは地面を転がり、起き上がると武器を構える。

キリト「そうでなくっちゃ！このジョーカー・キリトカスタムは、ジョーカーをカスタマイズした俺の自信作だ！攻撃、防御、運動性。全てのスペックを極限まで高めている！！」

今度はリュウビ、どちらにも攻撃を仕掛ける。
カウンター攻撃をするが、リュウビは避けるか盾で受け流す。