149話-天空の難波船- ページ1
夢主side
スカイデッキでは、キッドがレディー・スカイを月にかざしていた。
キッド「……透けるわけねぇか。」
貴方「その様子だと、宝石は偽物だったみたいですね。だったら、返してもらえますか?」
私が、キッドの前に現れる。
キッド「あぁ、でも逃げるのは俺が一番欲しかった宝をおめぇからもらってからな。」
貴方「な、何言ってるんですか?私は、何も持ってませんけど。」
キッド「シ〜ッ、それはもちろん……。」
するとキッドは私の後頭部に手を添え顔を近付ける。
貴方「えっ!?ちょっ、何を……!?」
私は、抵抗するも子供の体では大人、ましてや男の力にはかなわない。
その間にもキッドの顔が近付く、そしてあと少しでお互いの唇が触れそうになったとき。
貴方「って、何するんですか!!」
キッド「おわっ!?」
私は、思いっきりキッドを押しのけた。
そのとき、エレベーターの扉が開きユウヤくん達、コナンと蘭と園子が出てきた。
コナン「あっ!!キッド!!貴様ぁーー!!(`Δ´)」
ユウヤ「僕のなのに!!(`Δ´)」
ユウヤくんとコナンくんは、怒りながら走ってくる。
キッド「あっ、そうそう。これだけ言っとくぜ?」
キッドはひざまついて私の手の甲にキスを落とした。
キッド「泥棒は盗むのが商売。例えそれが人の心でもね。」
貴方「えっ?」
ユウヤ「必殺ファンクション!!!」
キッドはギリギリ、ユウヤくんの必殺ファンクションを交わして、天井にワイヤー銃を撃つと夜空の彼方に消えていった。
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作者名:AYANE | 作成日時:2022年11月16日 13時