吹雪のように寒いアイドル少女【灰原ユウヤ】 (ページ40)

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38話ページ40

夢主side

驚いて、足音のする方向を見る。

ラン「まだ誰かいるの？」

そこには……

バン「ディテクター！」

バンが憎々しげに叫び。

博士「私だ、バン。」

仮面の男からは、博士の声がする。

バン「え？その声は……」

仮面の男が仮面を外し、フードを取ると……

八神「山野、博士……」

バン「父さん。どういうこと？」

カズ「ディテクターの正体はお前の親父さん。山野淳一郎博士なんだ。」

カズは、自分の意思でチョーカーを外した。

アミ「カズ、スレイブ・プレイヤーにされていたんじゃ……」

カズ「一度はな。でも、アクシデントでチョーカーが外れ、スレイブ状態が解けた。そのとき、博士がやっている事を知ったんだ。」

博士「アミやカズ、それにほかのスレイブ化したプレイヤーたちも、本当ことを話せば、協力者になってくれてのかもしれない。だが、それでは彼らをテロの共犯者にしてしまう。」