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☆第57話☆ ページ29
エンマ大王「人間と妖怪が交わるのは、間違っている。そうお前が進言してきた時、もしかするとそうかもなって思った。だから、見てきたぜ。人間を。」
ぬらりひょん「見てきた？」
エンマ大王「自分の目で確かめて見たかったんでな。時間を操って、試すようなこともさせて貰った。Aにも、協力してもらった。」
天馬「えっ！？」
霧野「いつの間に。」
貴方「……兄上の頼みなら、私は協力しますよ。」
エンマ大王「ありがと。A。」
ゆっくりと立ち上がるA。
貴方「……妖怪が見える少年少女(ケータ達)達も使ってね。」
ケータ「えっ！？」
ジバニャン「ニャンと！あの時のあれは！？」
エンマ大王が床に着いた。
エンマ大王「俺が見た限り、人間も満更悪くなったぜ。」
ぬらりひょん「そんなはずはない！！人間と妖怪が交わるのは、妖魔界になってならぬ！」
エンマ大王「人は死んだら妖怪になる。妖怪は生死を受けて人間になる。人間と妖怪は、元は同じだ。姿、形が変わっただけだ。心を通わせて友達になれば、支え合うことができる。アイツらが、それを教えてくれた！」
ケータ「！」
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作者名：AYANE | 作成日時：2022年11月9日 12時
