29話 ページ31
私達は船を降り自分の位置につく。
ﾎﾟﾂﾎﾟﾂ!!
白竜「雨か！？｣
剣城「こんなときにっ！！」
「♪〜♪〜♪〜」
どこからかイナgoの歌が聞こえてくる。
よく聞いてみると『Beginner』だった。
狩屋「始まったか！！｣
このビギナーはセレクション開始の意味を表している。
するとどこからか赤い光が、上空に現れた。
A、天馬「敵襲！」
私と天馬が、いち早く気づき叫ぶ。
同時に他のみんなも上空を見上げた。
見上げると赤い光はどんどん近づいてくる。
瞳子「それでは、セレクション開始！」
開始の合図とともにみんなが動き出す。
しかし……
ﾊﾞｧﾝｯ!!
敵は容赦なく反撃してくる。
そして一部の候補生が爆風によって吹き飛ばされ地面に倒れる。
その次も敵の反撃によって候補生が次々と倒れていく。
そのうち敵の反撃に恐れ候補生が次々と逃げ始めた。
しかし敵の反撃によって倒れていく。
「あぁ…………」
このような戦いを見たこともなくあまりにもの恐怖で気絶する人も出てきた。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁあん！！！」
今度は恐怖で子供のように声をあげて泣き出す子まで出てきた。
瞳子「失格、失格、失格！」
瞳子は失格の子を見つけてはタブレットに記入していく。
瞳子「今回は不作か……ん?」
瞳子さんの目には一生懸命に戦っている私達が目に入った。
瞳子「あの子達……！」
私とシュウは、射撃が得意だからどんどん前に進んで行く。
狩屋「大丈夫か？｣
「おう…悪いな…………」
狩屋君は負傷した子を、おんぶして運んでいた。
この状況の中でも人を優先していた。
剣城くんは、負傷した子の手当てをしていた。
しかし、この二人も敵を見つけては射撃を積極的にしている。
あの影山くんだって、今は怖がらずに射撃を積極的にしていた。
やがて私達は１ヶ所に集まった。
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作者名：AYANE | 作成日時：2022年7月30日 9時
