拾玖 ページ20
Aside
ロー｢どっちにしろ、Aは俺たちの仲間で海賊だ。海軍に追われる身になることに変わりはねぇ。｣
キャプテンはそう言ってくれた。
どうやら、こんな賞金首？になっちゃったけど船にいていいみたいだ。
今放り出されたらまた海走らなきゃだもん。
『ねぇ、私この船で何すればいい？』
ロー｢薬の調合をしろ。その兵糧丸とやらも作れ。あとの雑用はペンギンに聞け。｣
『ペンギン。まず文字を教えてください。』
ペン｢あぁ、そうだな。文字を教え終わったら係を決めよう。あと、俺には敬語じゃなくていい。｣
『わかった。』
シャチ｢俺も俺も！歳も近いだろ？｣
『シャチに敬語はなんか使えないな笑 歳は23だぞ』
シャチ｢2個下だな！ってなんでだよ！いいけど！！｣
ベポ｢オレとキャプテンの間だね！｣
『歳なんて、ある程度たったら忘れちゃってたよ。忍は実力主義の世界だったから』
ペン｢ここもそんな変わらないさ。さ、さっそく文字を教えていこう。｣
それから数日間はペンギンとマンツーマンで文字を教えてもらった。言葉がわかる分文字を覚えるもの早かった。すぐにマスターできたと思ったら今度はキャプテンとマンツーマンで薬草を覚えた。
元々知ってる薬草もあったが、知らない方が多かった。その後もしばらく薬学書を読み漁り、徹夜する日もしばしばあった。
………隈はキャプテン程ではないぞ。
徹夜で薬草を覚え、薬学書で調合を覚えたため、常備しておきたい薬や調合薬はかなり増えた。キャプテンにもういいと言われる程な！！
兵糧丸も作ったため少しフラフラするが、そろそろペンギンに雑用を教えてもらわないと……
『ペンギン〜』
ペン｢なんだ？……大丈夫か？｣
『うん。それより雑用を教え』ペン｢だめだ。｣
『え？』
ペン｢最近ろくに食べてないし寝てないだろ。少し休め。｣
『…………ちゃんと見てくれてんだな』
ペン｢……仲間だからな。｣
『認めてくれたのか？』
ペン｢………少しだけだ。｣
かわいい…ツンデレ？とペンギンとの距離が少しだけ縮まった気がした。
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プスメラウィッチ - 白ぴくみんさん、初めまして､この小説はトラファルガーローオチですか？出来ればトラファルガーローオチでお願い出来ますか？続き頑張って下さい。応援しています。 (2023年4月2日 18時) (
レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
リリ(プロフ) - 更新再開待ってます！ (2023年2月10日 0時) (レス) id: 022cb966a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白ぴくみん | 作成日時：2021年6月1日 21時
